人依存から脱却すべきか。

プロジェクトマネジメントの品質向上の点、特にマネージャという人に依存しない?
管理実践のための指標がCMMIだったりPMBOKとかあったりするんだろうが、
そうやって、人に依存しないプロジェクト管理フレームワーク(という名のTOOL)を
用意するところに重点置いていていいのか?


弊社でいうとパッケージ適用プロジェクト用に?業種別の標準WBSとかが整理・構築
されている状況。
確かに、プロジェクトを進めるにあたり、○○は必須、△△をしなければならない
といった指標、マニュアルがあることはプロジェクトマネジメントの大きな手助けに
なると思う。
でも、人を育てていかなければ、「○○に従っていればいいか」といった方向に
流れていくと思うのです。みんなに浸透するというよりは惰性に近い展開となるような
気がする。本当にそれで品質向上になるのか、私には疑問。


人に依存しているために、品質にばらつきがある⇒ならば、人依存しないように。
その思想はいいと思う。
でも、プロジェクトに人間が携わらなくなるわけじゃない。
人に依存しなくなるにつれて、管理者が管理ということについて希薄なるんだったら
本末転倒。
だから、管理者が介入できるマージンがあった方がいいのではないか。
プロジェクトマネジメントに血が通う必要があるんじゃないか。
そんなことを、ぼーっと考えた。


まぁ、こんなことうだうだ言わなくても、管理者が意識高い人間でCMMIとかそういう
業界標準な指標とかを勉強し、自分で噛み砕いて、自分に必要な(プロジェクトに必要な)
形で実践してくれれば、何もいうことはないんだろうけど。
(でも、それを評価する人が、教科書を読んだだけのような理解の人だと
あのドキュメント語りないだとか、そういうこといってくるから、結局自分流に
落とし込めなかったりするらしい。なんじゃそりゃ)