PDCAでほんとにいいんですか?。

PDCA:Plan-Do-Check-Action/計画-実行-確認-改善


PDCAのサイクルまわせっていいますけど、ホントにそれでいいのか?
(それでホントに十分なのか)
私は、卒論で「日本人の精神構造」の特徴とそれから導き出される経営破綻
なんて、カルトな(使用文献が)ことをやったわけですが、
「タテ」社会、「ムラ」社会、甘えの構造だとか、そういった日本人論(あくまで
著名研究者の方々の論を納得する形で)から、日本人はマネジメント(食っていく
ための様々な活動)できないなぁんてことを書いたりした。
で、学生時代の「経営概論」みたいな授業の教授(大学あがりでなくて、実社会で
バリバリ働いていた経緯のある)が掲題のようなことを言っていた。


著名、日本人論などから導かれる?日本人の特徴として、意見がないっていうのが
ありまして(ウチの教授オリジナルだったけかな)、日本人は欲求に基づく要求
しかない(○○すべき→○○でないとウチが困る)。
なので、計画は「計画」となりえることがない(希望を目標にすりかえている?)。
苦しい状況の弊社やプロジェクトに必要なもの・・・


Planの前の冷酷なる現状把握・現状認識が必要なのではないか。
見る・わかる・知るってところでSee。


Seeできない人間が、ホントに再建のPlanたてられますか?
方向性打ち出せますか?
Seeできてないから(計画が希望になってるから)、Checkしたとき「こんなハズじゃ・・・」
になってるんじゃないんですか。(当然なんだが)


会社のTOPの人(会長さん・社長さん)、Planたてろ、PDCAサイクル回せと陣頭指揮
とってますが、そのPlan何に基づいて計画されているんですか?。
赤字で苦しい、だから黒字にしたい、人件費抑えろ。
それじゃ、説得力に欠けると思うんだが。
トップダウンの形式とりながら、やってることは、ボトムアップによる結果が
黒字であることを希望しているだけにしか僕には見えません。


PDSA(S:study などとされているところもあるようですね)だったり、
See:Check+Action ってことでPDSっていうのもあると思うのですが
僕は上記のことから、サイクルのスタートこそSであるべきだと思ってます。


See(現状把握・認識)→Plan(計画)→Do(実行)→See(分析・改善・現状把握)
→Plan→・・・
なのでSPDだと思っています。


頼むよTOP。力量見せてくれ。