バタフライ・エフェクト観てきた。

バタフライ・エフェクト』観てきた@毎度ヒトリですが。
公式はコチラ→http://www.butterflyeffect.jp/


予備知識ってほどの予備知識はない状態(以前一回予告を観たようなそれぐらい)で
観てきました。今、公式サイトを観てみたのですが、トップにある
「切ないハッピーエンド」この一言が全てだと思います。

ネタバレになるのかもしれないので「続きを読む」形式にしておきます。
カオス理論ってか、あの時のIF分岐でああしていれば・・・ってのを映像にしたんだと
思うんですが、実際に映像にされる未来(現在)は、想定の範囲ではあったと思う。


あれで、ハッピー?エンドにならなかったら、藤子不二雄Aのブラックユーモアもの
(読んだことないんですけどね)的な気がする。というか笑ゥせぇるすまん
描かれていそうなそんな作品。


4人のつながり過去の中に黒色がある。その色は独立していなく、既に溶け込んで
しまっている。そこで発生する数々の事象(IF)を変える能力を持ち合わせてしまった?
主人公。その主人公が、あの時**となっていれば、あの人は幸せになれたのに
ってことで、一回目のIFを変えてしまう。その人は幸せになっても他の誰かが
不幸になったり。。。
そりゃそうだ、複雑に絡み合った繋がりのこっちをたてればあっちがたたず。
そんなことで数回のIF分岐変更。自分が五体不満足になったり過去を変えるトリガー
となる日記のない世界に行ってしまったり(ここで終われば、ブラックユーモア?かな)、
結局、主人公の父は、数多くの過去変更を行った後なんじゃないかなと思います。


結局、まわり全てをハッピーにする(一番当初の現実でなくする)方法は、自分と
その人達との関係を断ち切ることしかなかったわけで。
それはとても悲しい結末なわけで。
愛する人を幸せにする唯一の方法が自分とのつながりを無くすしかないって辛いだろう。
それも、今この瞬間、サヨナラすればいいのではなく、過去一切を無くす必要がある。
いまんところ、こういった超能力が使える人の話はきいたことないけど、使えない力
だなーって思った。


日本の漫画・アニメにはこんな感じの作品があるような気がするなぁ、と観ていた時に
思ったので、騒がれているほどの?真新しさって感じなかったけど、公開中に
是非観にいかれるとよいと思います。