トラブルの匂い

数ヶ月ぶりに月次処理の事前検証を私が実施。
実施する前のファイルサイズとかでひっかかりを感じたまま
処理を実施する。
どうも結果がおかしい気がする。
10月のあの処理が。
その手順でいいです、と私が判断して立ち会ったあの処理が。
パッケージのサポートデスクに「かくかくしかじか。もしかして・・・って
〜〜〜したらだめですかね?」などと質問を投げる。
「そうですね。−−−になっちゃいます」


あいやー。あいやー。
完全に地雷仕込んでいた。


しかし、処理前日にふと気付いた。
奇跡ですね。ひと足早いクリスマスプレゼントでしょうか。*1
とりあえず、リカバリ手順も標準で公開されており事なきを得る。
しかし、これが翌日だったらレポートだっただろうと思うと、安堵感もあるが
胃が痛い気持ちでもある。


私が仕込んだからあかんのだけれど、後輩氏ではこの事象に気付けなかった。
こういう経験値とかみたいなものをどう「みえる化」して標準化していくか、
正直、都度チェック観点の資料をメンテナンスしていくしかないのかな、
と考えたりした。
同じパッケージソフトを導入していてもお客様ごとでの変更点や運用差異、
カスタマイズの実施有無があるため、Aのチェック観点がBでも当てはまるとは
限らない。
でも、汎用的なものが我々現場は欲しいし、そういうものを生み出せと
上司以上の「えらいひと」はさらりと求めてくる。


そんな簡単にこしらえらえるものなら、運用のトラブルなんてとっくに0件に
なっているよ。悲しいけれど、それがそう簡単にいかない現状である。

*1:できたら、他のものをお願いしたいですが。