アイスマン。ゆれる

アイスマン。ゆれる/梶尾慎治　読了。

自分に痛みを伴うがお祈りをすることで恋愛を成就させられる。
自分には使えない。
帯の文を読めば大体展開は読めてしまうのだけれど、それでもいいわけだ。

最終的な表面的事実はそうであっても、実際はその引き替えになるなにかがあるわけだ。
そうして、人は少しだけ幸せを手にいれてる。

恋愛小説を読み始めたきっかけはある。
そして、主人公が○○って感じのことを帯とか裏表紙のあらすじから読み取れると
つい買ってしまう。
縛られてんなぁ、と思う。
多分、夢みたいんじゃないかと思う。
だから、素敵な作品でよかったなぁ、と感想を抱く裏で、情けない自分にため息。