「ゲルハルト・リヒター −絵画の彼方へ−」とスナップ。
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行ってきました。
とてもよい。
あのピントのぼけたというか輪郭/境界があいまいになってるところがいい。好み。
なによりカッコイイのが会場の中にも記載されていたけれど
「絵画に何ができるかを試すこと。今日自分はどのように、何を描けるのか。
いいかえれば、今何が起こっているのかについて、自分自身のためにひとつの映像を
つくろうとし続けることです。」
(ゲルハルト・リヒター/1977年)
もう、カッコイイよ。
なんて写真に近い絵画を描くのだろうと思っていたけど、作品のベースが写真だったり
するようで。そりゃ写真かとも思いますな。
自分が写真と絵画に見つけられなかった(画は描いたことないけど)アートな方向性を
見せてもらった気がした。
"リアル"を切り取るのではなく、切り取った後にカンヴァスに落とし込むという手法/技法は
やっぱすごい。
あと、絵画というと2次元なんだろうけど、油彩って重なり合ってできるもので、
その立体感も作品に命を与えているなぁ、と思った。
まだまだ、生で観ることにこの世のTOOLは追いつけていないんだね。
素晴らしい作品を鑑賞できてよかったです。
以下は、美術館の敷地内でのケータイでのスナップ(デジカメ出したら、メモリーカードが
ありません、て!!)