夜の光

夜の光 (新潮文庫)
夜の光/坂木司 読了。


裏表紙に「オフビートな青春小説」とあるのに「スパイ」とも書いてあって
なんのことだか不明だったのだが、読んで理解した。
個人主義の集まりのを読むと、自分もそうなのかなと思ったり思わなかったり。
自分は、独りが案外好きなだけって気もする。
人と関わりたくないという基本線はないが、別に一人でも何も問題はないって
ところだろうか。


部活動としてはきちんとしていないが、星の観測会だけは実施する彼ら。
私も星座情報などはくわしくないけれど、眺めるのは好きだからなんとなく
キャラクターと同じ世界に入って同じストーリーをなぞることができたような
気持ちになれた。