窓際の死神

窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)


窓際の死神(アンクー)/柴田よしき 読了。


柴田さんはいろいろなタイプの小説を書かれているようですが、
身の回り系?とでもいえばいいんでしょうか、現実の世界、とりわけ職場とか
身近な世界を舞台にした作品は本当に好みである。
窓際社員な装いのおっさんが死神だったら・・・。


負へのベクトルを持ちながらも持ち堪えるっちゅうか、明日への歩みが始まるっちゅうか
人は進んで行くんだな。たまたま、その影響を誰がもたらすのかということ。