疾走(上)(下)

疾走 下 (角川文庫)
疾走 上 (角川文庫)

とりあえず、僕が読んだことのある作品のなかで、一番と言えるほどに
重い作品。(まぁ、いつも読んでるのが軽いというか)


そして怖かったのが、そんな家庭状況にはないけれど、自分もふとあぁなってしまいそう、
ないしは自分と近い匂いを感じるというか・・・。


本の世界に入りこむような読み方を自分はするので、非常に嫌な汗をかく感じでした。
インパクトの強さで震える作品である。